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予感と実感
ビックリされる方もいるかもしれませんが、経営は「勘」で行うものです。
どんなに情報を集めようと、ほとんどの場合、100%ということはありません。
最後の決断はある種の「勘」によって意思決定するものです。
「勘」は、主に予感です。
いい予感があれば、行動するし
悪い予感があれば、行動しない
人生経営の社長は予感に従います。
一方、まだ人生経営の社長に就任していない人は、予感よりも実感で行動します。
自分の実感もさることながら、それ以上に、周りから感じる(他力的な)実感に従って、
いい実感を得れば行動する
悪い実感なら行動しない(やめる)
会社の中にも、人生経営の社長である従業員もいれば、まだ人生経営の社長になれていない従業員もいます。
従業員に行動を促すためには予感と実感の両面が必要です。
予感を重視するか、それとも実感を重視するか
「理念」「ビジョン」「事業計画」の提示は予感を強く刺激しますが、実感するには時間がかかります。
「給与」「人事」の制度改革は、より実感と紐づく予感を刺激します。
「給与・賞与の支給」や「福利厚生の実施」は早期に実感となります。
実感と予感のどちらを先にするかは、社内に人生経営の社長が多いかどうか
キーマンはどちらを重視するかを一つの基準に考えるといいでしょう。