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「チャッピーが」の主語を許さない
「AI」という言葉を聞かない日
がないくらい急速に、AIは社会
に浸透しています。
それは仕事の現場以上に、学校や
日常的な生活の中でも活用されて
います。
iPhoneが発売されたのが2007年、
感覚的に操作する「ユビキタス」
の時代と言われ、若い世代ほど新
しいツールを柔軟に吸収して使い
こなしていました。
同じように、AI検索や画像生成
AIを高校生や大学生も使います。
そのAIネイティブ世代が会社に
入ってくるのも、もう間近です。
そんな中で、気になる言葉が周り
で聞こえるようになっています。
それは
「チャッピー(ChatGPT)が」
という主語です。
チャッピーが言っている
チャッピーが答えた
チャッピーが教えてくれた
ChatGPTを相談相手にしている人
が増えているというニュースは、
多くの人が知っていると思います。
AIは平気でウソをつくという
ことも知られていますが、AIを
盲目的に信用する人も多くいます。
会社でも「チャッピーが」答えた
内容をそのまま報告・共有したり、
間違いの指摘に「チャッピーが」
と言い訳をする人も見られます。
データや表の出典元をChatGPTと
する人も見かけます。
ChatGPTはあくまでツールであり、
権威ある専門家のような正当性の
根拠にさせてはいけません。
リーダー教育の際に伝えるのは、
ただ「社長が○○と言っている」
ではなく、リーダーがその意味を
咀嚼し、リーダーの責任において
部下に指示するということです。
同様に、「チャッピーが」という
主語が社内で聞こえてきたら、
「私は」で言い直してもらう。
そうしなければ、社員は自分で
考えることを放棄していきます。
タイパ・コスパばかりを優先して
「チャッピーが」を放置すると、
思考停止の組織が出来上がります。
AIの答えに隷属するのではなく、
AIの答えを活用して、より多く
の情報を参考にして意思決定する
ことが重要です。
これまで以上に思考力と決断力が
求められる時代になっています。
この違和感、見逃さないように
したいですね。



